今の食生活は、お盆とお正月が毎日きているようなものです。
カマボコやチクワには亜硝酸ナトリウム、ハムやソーセージにはリン酸ナトリウム、だしの素やうま味調味料にはグルタミン酸ナトリウムが多く含まれています。
これらに共通するのはナトリウムです。
ナトリウムを摂り過ぎると、細胞内のカリウムが細胞の外に出て来てしまいます。
ではどうすればカリウムを細胞内に届けられるのでしょうか?
野菜にはカリウムが多く含まれていますから、絞りたての有機野菜のジュースを飲むのが一番です。
ジュース内のカリウムは小腸で吸収され静脈に入り、肝臓を経て全身の細胞に運ばれます。
野菜ジュースを飲むのは、ドイツの医学者マックス・ゲルソンが始めた栄養療法、いわゆるゲルソン療法だと私は解釈していまが、ゲルソン博士は1924年、末期の結核患者450人に有機農法や無農薬で作ったニンジンなどの野菜とリンゴのジュース200ccを一時間ごとに13回飲ませて、結核を治したことで知られています。
いずれにせよビタミンやミネラル、酵素をしっかり摂ることが細胞を元気にさせる基本です。