「粥有十利」(しゅうゆうじり)という禅の言葉があります。これは、お粥を食べると十の良いこと(利)功徳があるという教えです。日本では、風邪や体調不良の時に食べる印象が強いのですが、台湾や韓国では朝食の定番です。朝食に食べることで冷えた胃腸が温まり、就寝中に失った水分の補給になります。またお粥にはでんぷん質が多く含まれ、消化がし易いことから、一日のスタートのエネルギー源としてお勧めです。
基本のお粥の作り方
<材料>
・お米 80g
・水 560g
・塩 少々
<作り方>
1. お米は洗い、鍋に水を加え沸騰したら弱火にして軽くかき混ぜ蓋を少しずらして30分~40分程、加熱する。
2. 炊き上がったら5分蓋をして蒸らし、塩を入れて完成です。
栄養プラストッピング
★溶き卵‥タンパク質・レシチン(代謝促進、記憶力アップ)
★ 海苔やアオサ‥ビタミン・ミネラル(デトックス作用、骨粗鬆症予防)
★ 茹で小豆とお餅‥タンパク質・鉄分・カリウム(貧血・浮腫み予防)
★白味噌と生姜‥乳酸菌・ショウガオール(風邪・冷え予防、整腸作用)