厚生労働省の調査では、認知症患者数は2015年で262万人、2020年には292万人、2025年には700万人を上回り、65歳以上の5人に1人が罹患すると推測されています。
このように、とても身近な病気である認知症ですが、種類別では、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性型認知症、前頭側前頭葉認知症の4つに分けられます。
初期段階の症状は、その種類により、物忘れや幻聴など異なりますが、最も多いのがアルツハイマー型認知症による物忘れです。
しかし、物忘れは加齢によりどんな方でも起こるため、認知症の初期段階との区別がつきにくいのが実状です。
では一体、加齢による物忘れと認知症はどのように違うのでしょうか。
症状の進行具合なども併せてみていきましょう。
加齢と認知症の違い
このような症状も進めば、家族や周りの方も、「あれ?おかしいかな?」と
判断しやすいですが、初期では区別がしにくいのが現状です。
また、認知症予備軍として、MCI(軽度認知障害) があり、この時期の食事や生活習慣が、その後の認知症の発症リスクに影響します。
まずは、現在の症状が「①年齢による物忘れ ②認知症の初期症状 ③MCI(軽度認知障害)」なのかを知ることが大切です。
当院では、PRA毛髪検査とMCIスクーリング検査(血液検査)により認知症の可能性をチェックします。
検査方法や詳細については、お問い合わせ下さい。