クリニックニュース

2025.02.20更新

日本人の平熱は平均36.89℃。約37℃の体温は、血液の流れが良く、酵素の働きが活性化して新陳代謝が活発になり、免疫力が高い状態です。35℃台の方や冷え性の方は低体温状態で要注意。体温が1℃下がるだけで免疫力は30%低下すると言われています。血液循環も滞るので細胞の隅々にまで酸素や栄養素を送れなくなり、老廃物の代謝も悪くなります。その結果、様々な不定愁訴が現れます。自分の平熱を図り、低体温気味の人は今すぐ身体を温める習慣を取り入れましょう。

①適度な運動を習慣に…
 低体温の原因の9割は筋肉量の低下が考えられます。筋肉を鍛えるために1日30分程度歩く習慣を実践しましょう。30分の有酸素運動で0.7℃~1℃体温が上昇します。また軽い運動(ラジオ体操やストレッチなど)を取り入れることも大切です。手や足、首を回す、指先のマッサージなども毎日の習慣にしましょう。

②1日1回は入浴すること
ぬるめ(39℃~41℃)湯船に10分程度浸かるだけで体温が1℃上昇します。また自律神経のバランスを整える効果があります。シャワーで済ませず、湯船に浸かりましょう。就寝前の入浴は安眠にも繋がります。

③冷たい飲み物は避けて温かい飲み物を
冷たい飲み物は内臓を冷やして体温を下げます。習慣的に温かい飲み物を摂取するようにしましょう。また甘い物も体温を下げます。

④身体を温める食材を取り入れよう
 にんにくやねぎ類、生姜などの薬味は身体を温める作用があります。薬味として色々な料理に使いましょう。根菜類も身体を温めます。煮物やスープなどに活用しましょう。また納豆も血栓溶解酵素であるナットウキナーゼが含まれており、お勧めです。

⑤サプリメントを利用しよう
 血流の促進を促し代謝を上げるためには、レシチン、DHA/EPA、ビタミンE、コエンザイムQ10、ビタミンB群、セレンなども有効です。便秘症の方はうっ血が起こり、血行が悪い状態です。乳酸菌や乳酸菌生産物質、食物繊維なども摂取しましょう。

体温

ナチュラルクリニック代々木 ※クリニックニュース Vol.13 掲載記事

 

2025.02.10更新

読】第6秘訣 本を読んでリラックス

 毎日の生活の中で「読書」を生活の一部にしている人も多くいらっしゃるでしょう。本を読むという行為は、一時的に自分の考え方から離れ、本の内容に没頭できる空間が実現できます。また文章を読んで理解するということは想像力が養われます。
ある新聞社のアンケート結果では、読書を多くしている人ほど、生活全体に「楽しい」ことが多いと答える割合が高く、また逆に余り読書をしていない人は、楽しみの割合が低いという結果を発表していました。本を読むことにより、自分に経験のない世界を体験することは、実社会でも視野が広がり、楽しさの発見につながるのでしょう。
本のジャンルは問いませんが、脳をリラックスさせるためには、余り難しい本は選ばずに、自分の興味がある本、読みたいと思う本を選ぶことが基本です。また、本に限らず、新聞でも雑誌でも活字に触れる機会をつくりましょう。教養を深めることは、自分自身の考え方を見直し、生き方、心の持ち方の教訓にもつながりますし、苦悩なことがあっても、それを回避する道が開けるきっかけにもなります。お茶やコーヒーを飲みながら、好きな本や雑誌を読んでくつろぐ時間…。そんなリラックスしたひとときを是非取り入れてみて下さい。
ちなみに「本屋に行くとトイレに行きたくなる」という話もよく聞きますが、印刷物の匂いは脳を刺激してリラックス効果を生みだし、排出作用が刺激されるのかもしれませんね。

読書

ナチュラルクリニック代々木 ※クリニックニュース Vol.12 掲載記事

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