体を温める飲み物というと、生姜湯や生姜紅茶が有名ですが、症状を限定して、より効果を高める手軽なドリンクを紹介します。
【梅しょう番茶】
生姜湯よりも保温効果が高く、胃痛、腹痛、下痢、便秘、吐き気などの胃腸病に即効性がある。その他、疲れ、貧血、冷え性、風邪、気管支炎にも効果あり。
<材料>
・梅干(1個) ・生姜汁 ・醤油 ・番茶
<作り方>
1.梅干の種を取り、湯飲みに入れ、箸で果肉をつぶす。
2.醤油と生姜の絞り汁を加え、よくかき混ぜる。
3.熱い番茶を注ぎ、かき混ぜてできあがり♪
【レンコン湯】
咳や喉の痛みなどを伴う扁桃腺、気管支炎に効果的。1日2回飲むとよい。
<材料>
・レンコン(40g) ・生姜汁 ・塩または醤油
<作り方>
1.レンコンは皮をむかないですりおろす。
2.布巾で絞ったレンコン汁を湯飲みに入れる。
3.生姜の絞り汁と塩又は醤油少々を加える。
4.熱湯を注いでできあがり。
【卵しょう】
心不全や心臓機能の低下による頻脈やむくみに効果がある。いわば強心剤のような作用があり、強いので2日に1回までとする。
<材料>
・卵(1個)できれば有精卵 ・醤油
<作り方>
1.湯飲みに卵の黄身だけを入れる。
2.黄身の1/4~1/2程度の醤油を加え、かき混ぜてできあがり。
【大根湯】
発熱を伴う風邪や気管支炎、肉魚などの動物性たんぱく質の食べ過ぎによる便秘や下痢などに効果がある。
<材料>
・大根おろし(大さじ3)・すりおろし生姜・醤油・番茶
<作り方>
1.大根おろしに生姜を小さじ1、好みで醤油をたらす。
2.熱い番茶を注いでできあがり。