クリニックニュース

2020.04.25更新

 

今もなお、感染の拡がりを続ける新型コロナウイルスですが、治療薬がない現状では、自分の免疫力を高め、コロナウイルスに負けない身体づくりをすることが大切です。では、私たちの体はどのようにして免疫システムが働いているのでしょうか。

まず免疫は、「粘膜免疫」「全身免疫」に分かれます。

「粘膜免疫」は、主に鼻や口、腸管などの粘膜に存在しているもので、ウイルスや細菌の侵入を防いでいます。

空気中に漂うウイルスが喉や鼻の粘膜に付着した場合は、粘膜に存在しているIgA抗体という免疫物質が病原体とくっついて、病原体を無力化してくれます。そのため、
粘膜を丈夫にしておき、バリア機能を高め、IgA抗体が十分に働ける状態にしておくことが大切です。
粘膜を構成する材料が不足すると、粘膜が乾燥して傷つき、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。そのため粘膜の働きを保持するビタミンA(緑黄色野菜)や免疫細胞(IgA抗体など)の材料となるたんぱく質(魚や肉、卵、大豆など)を充分に補完することが大切です。

そして、粘膜免疫の中で最大の免疫組織が、小腸の腸管です。
身体の約7割の免疫細胞が存在しています。
この腸管は腸管上皮細胞の表面に存在していますが、上皮細胞が壁のように隙間なく並んでおり、異物が体内に入るのを防いでいます。この上皮細胞からは、「抗菌ペプチド」であるディフェンシンやカテリシジンを分泌し、ウイルスや細菌をやっつけますが、この抗菌ペプチドの産生にはビタミンD(きくらげ・干しシイタケ)の量に依存すると言われています。

それでも病原菌が突破して、体内に入った場合は、腸管上皮細胞が免疫担当の細胞へ伝達をします。(=全身免疫)
すると、白血球の「好中球」や「マクロファージ」が病原菌を食べてくれたり、NK細胞が攻撃をしてくれます。また、インターフェロンがマクロファージなどの働きを刺激しますが、このインターフェロン量はビタミンC量にも依存するため、ビタミンC(キャベツ・レモンなど)を摂取することが大切です。

 

ここに書いたのは身体の一部の働きですが、このように、私たちの体はウイルスや細菌と戦えるようにいつでも待機しています。しかし、病原菌と戦う免疫細胞の材料が不足していたり、体内で戦闘モードになるためのスイッチが働かないことには病原菌に負けてしまいます。

「〇〇を食べていればOK!」というものはありませんが、しっかりと食べ物や生活を整えることで体は変わります。
今この機会に、自分の身体がどのような状態なのかを知り、未病の段階で身体を整えていくことが、将来の健康にも繋がります。

 

当院で実施している 毛髪検査 は、一人一人の状態に併せて行い、潜在的な体の不調も数値化して表すことが出来る検査です。また栄養の過不足やストレスの度合い、免疫力などをチェックする事が可能です。
郵送でも検査を受けることが出来るため、気軽に出来る健康チェックにもおすすめです。
自宅にいる時間が長い今、ご自身の身体を一度見直し、少しでも健康な体を作っていきましょう。

ppl 

 

 

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

参考文献
http://www.vic-japan.gr.jp/info_for_prof/vit.d/vitamin-influenza200910.pdf
https://www.otsuka.co.jp/b240/

★ナチュラルクリニック代々木★

 

 

2020.04.17更新

【患者様へお願い ※当院は完全予約制です】
新型コロナウイルス(COVIT-19)感染拡大防止対策として、来院された患者様に以下の事項をお願いしております。
1. マスクの着用
2. 消毒用アルコールによる手指の消毒
3. 検温  ※37.5℃以上の場合には、念のため受診をお断りしております。また咳や風邪の症状がある方もお断りする場合があります。

また、来院された患者様に安心して診察を受けて頂けるよう、院内の受付及びカウンセリングルーム内に次亜塩素酸水による空気の除菌を行っております。また頻繁に院内の換気を行っております。
医師、スタッフは「マスクの着用、検温(午前と午後)、手指の消毒」を徹底しております。また消毒薬を用いた清掃を心掛けております。


【新型コロナウイルスについて】
当院では新型コロナウイルス(COVIT-19)の検査、診療は対応できません。
感染の疑いがある方や不安な方は、まずはお住まいの都道府県が公開している帰国者・接触者相談センターに連絡しましょう。

新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター一覧(厚生労働省HPより)

2020.03.25更新

今回のブログは臨床例をご紹介したいと思います。
今回は発達障害の傾向性のある男児の症例です。


臨床例

T・K君 3歳(初診時)

<主訴>
親戚に当院を紹介され,両親と一緒に受診。1歳までは寝ている時間が多く
おとなしかった。1歳半健診で、おもちゃに興味を示さず遊ばないことを指摘
される。その後、療育センターに相談し、親子教室へ通ったが変化が見られ
なかった。2歳半から週3日で支援所に通園している。
便秘傾向で鼻水がいつも出ている。
親の注意を聞くことが出来ず、じっとしていられない。すぐ車道に飛び出し
たり高い所に登ったりするため、親は目が離せない。

<内服>
なし。初診1ケ月前よりサプリメントを摂り始めている。

<治療方針>
leaf 毛髪検査を行い、症状や過不足の栄養素等の傾向性を確認する。
leaf 食事の内容を見直し、不足している栄養素に関しては、経過観察を行いながら
  サプリメントでの補完を行う。
leaf 食事内容と併せて腸内環境を早期に整えていく。

<症状改善へのポイント>
● 毛髪検査の結果から機能性低血糖症が診られたため、食事の中の糖質
  や間食のお菓子に注意する。
● 乳酸菌の不足や腸内環境の乱れが診られたため、原因となる食材をできる
  だけ避け、乳酸菌などのサプリメントを補完する。
● 自閉症傾向や脳ストレスのマイナス傾向が診られるため、神経組織の立て直し
  や細胞膜のはたらきを整える。


<食事内容>


<来院時>
朝:パンが多い。 シリアル、卵、フルーツなど
昼:麺類など
夜:玄米を取り入れ始めている。味噌汁、野菜、肉。
     魚はほとんど食べていない。
間食:おせんべい、クッキーなど 
 down arrow
<食事指導後> 
● パンや麺類などの小麦製品、乳製品は出来るだけ控える。
● 間食は糖質の多いものは減らし、たんぱく質のものを摂り入れる。
● 魚を食べる回数を増やす。
● 血糖値の急上昇を防ぐため、食べる順番に注意する。

<サプリメント>
flagKリゾレシチン
flag糖鎖栄養素
flagDHA/EPA
flagGABA
flagビタミンB群


<治療の経過>
   down arrow  
1か月後  便秘が改善され、ほぼ毎日便が出ている。
     便の臭いも臭くなくなって色もよくなった。
     鼻水は止まっている。
     外出先で以前はすぐに走り回っていたが、椅子に
     座って待つことが出来る様になった。
     発語はまだ見られないが、音としては認識している。
     表情は穏やかで不安そうな様子はなし。
     医師との手遊びもしっかりと集中して行っている。
     こだわりが強く出る様になった。
   down arrow 

2か月後 便通は安定している。集中力はある。
     成長に伴ったこだわりがでていると療育センターの先生に言われた。
     歌にあわせて手遊びなどはよくやっている。
     発語が少しずつ増えている。「やだ」などと意思表示をする
     場面が増えた。家では、今まで通り危ないこともするが、療育センター
     では先生のいう事を理解し、危ないことはやらない。
     魚を最低でも一日おきに食べる様になった。
       down arrow

4か月後 多動の症状は母からみると変化は感じないが、久しぶりに親戚が集まった際に
     「随分落ち着いた」と指摘された。電車に乗っている時は、混雑していても
     じっと立っていられる様になり、椅子に座っていても動き回ったりぐずったり
     しなくなった。大勢の前で何かをする様なことは苦手だったが、療育
     センターのお遊戯会では皆の前で手遊びなどを上手に行う
     ことが出来た。家の中と外の態度を使い分けられている。
     発語がだいぶ出る様になった。言葉として出てこないが、こちらの
     質問の内容は十分理解している。糖質の摂取量はまだ多い様子。


来院から1年半ほど経過していますが、発語も順調に増えており、少しずつ周囲を
見ながら自分の行動を判断できる様になっています。また、他の子とのコミュニ
ケーションも上手にとれる様になってきたそうです。初診で来院された頃は、お母様も
疲れ切っている様子でしたが、その後、来院される度にお母様の表情が明るくなり、身体
的にも楽になっていると仰っていました。
今後も成長の過程と合わせて食事や栄養のバランスがとれる様、診察を通してサポート
させて頂きたいと考えています。

 

★ナチュラルクリニック代々木★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020.03.16更新

 現在、日本をはじめ世界中で関心の集まる「新型コロナウィルス」ですが、除菌アルコールやマスクが不足しており、感染予防への不安や混乱が続いています。しかも、流行は長期化する可能性も出てきており、暫くは「新型コロナウィルス」と向き合っていかなくてはいけません。
 マスク着用は、感染予防効果より感染者の飛沫感染予防としての効果が大きく、感染予防には手やドアノブ、室内や携帯電話などのこまめな除菌が必要となります。消毒用アルコールが不足している中、ナチュラルクリニック代々木の院内においても使用している「次亜塩素酸水」をご紹介します。

 

~次亜塩素酸水とは?~

殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。わが国では平成14年6月に食品添加物として指定されており、 使用基準及び成分規格が定められている。今回、製造技術の進歩等を踏まえ、成分規格の一部を改正( 微酸性次亜塩素酸水・弱酸性次亜塩素酸水の2種の成分規格改正)しようとするものである。
(厚生労働省のHPより)

厚労省の認可も受けており、医療分野では医療機器や院内の消毒、食品分野では食品添加物の「殺菌料」として使われています。

 先日、仙台市青葉区にある松澤蒲鉾店において、工場で生成し、魚介類や製造器具の除菌に使用している「次亜塩素酸水」の無償配布を始めたことが話題になりました。「次亜塩素酸水」は、「新型コロナウイルス」に対する有効性は確認されていませんが、大腸菌やインフルエンザウイルスなどに除菌効果が認められています。コロナウイルスとインフルエンザウイルスは粒子構造が非常に似ていることから、「新型コロナウィルス」に対する有効性が期待されています。

 また人体や環境への影響も少なく、ペットや乳幼児のいるご家庭でも安心して使用できます。アルコール除菌に比べて弱酸性の「次亜塩素酸水」は手荒れの心配も少なく、頻繁に手の消毒として使用することが出来ます。

その他、ダニや花粉に含まれるアレルギー症状を引き起こす「アレル物質」の除去や、靴下のにおい、加齢臭、肉や魚の腐敗臭、生ゴミのにおい、おむつやペットのにおいの消臭にも使用されています。

 

~使い方~

 次亜塩素酸水は、生成機により作るタイプやそのまま使用する液体タイプ、希釈して使用するタイプなど色々なものがあり、濃度により使用目的や用途を使い分けます。

 

次亜塩素酸水濃度

 ★ナチュラルクリニック代々木★

 

2020.02.19更新


男性 63歳 (初診時60歳)

主訴

うつ病
併せて、冷え性・心配・不安感・疲労感・耳鳴り・不眠・意欲/記憶力の減退・肩こりなどの症状も診られた。
やりたいことがあってもすぐ疲れてしまうため、イライラしてしまう。

既往歴

半年前にうつ病を発症し、3カ月程入院。退院後はデイナイトケアに通い、外来に通院していた。
当院を受診した時は、外来に通院し始めたばかりの時であった。

内服薬

レクサプロ/ジプレキサ
→当院受診前に自己判断で断薬をし、不安感や不眠などの離脱症状が強く出ていた。

治療方針

血液/毛髪検査の結果を基に、食事指導を行い、不足している栄養素を補完するために、サプリメントを処方。
診察は1回/月の頻度で行い、適宜治療方針を検討する。


改善ポイント

①腸内環境の改善
②低血糖症の改善
③自律神経の安定
④血液循環の改善

来院時の食事内容

朝)手作りの人参リンゴジュース/食パン/バナナ
昼)うどんやそば、ひやむぎのいずれか
夜)玄米/味噌汁/ヒレカツやコロッケ、メンチカツなどのおかず
間食・・・15時)ケーキや菓子パン
  ・・・  夜)アイスクリーム

食事指導後の食事内容


朝)上記のジュース+豆乳・ほうれん草
昼)上記+納豆や卵
夜)発芽玄米+味噌汁+焼き魚+おからなど
間食)来院時数カ月はクッキーなどを食べていたが、現在はナッツやノンカフェインコーヒーなど。


初診時に処方したサプリメント

Kリゾレシチン/ビタミンB群/ナイアシンアミド/DHA・EPA/乳酸菌

症状の変化

1カ月後・・・全体的に少し改善。耳鳴りは静かな時には聞こえるが、熱中しているときは聞こえなくなった。
     体力がつき、やりたいことが少し出来るようになった。
     昼間も少し寝るが、夜の睡眠時間は6時間をキープできるようになった。
3カ月後・・・全体的な体調が改善。心配や落ち込みも減り、本人曰く「うつは改善した」と話す。
     また、以前よりも疲労感が軽減。プライベートでは海外旅行にも行き、楽しくしている。
     一方、まだ間食ではアイスクリームを食べたくなる。
6カ月目・・・調子は大きく改善。車の運転も疲れずに、出来るようになった。
     体調も良好で、日中も様々な活動をされ忙しいが、集中力が保てるようになったと喜ぶ。
       ご家族と頻繁に国内旅行に行くようになった。甘い物は通常は欲さなくなり、友人とお茶をするときに楽しむ程度となった。

 

 
現在もこの患者様は元気に生活をされています。
「これからも健康で元気に生活をしたい」という気持ちから、
当院には1回/数カ月の頻度で食事の相談などに来院されます。
今では、入院していたとは全く想像できないほど、元気になられました。

当院では、サプリメントの摂取と併せて、その方の生活に併せた食事内容を一緒に考えていきながら、食事内容の改善を行っていきます。

 

2020.01.20更新

 腸内環境を乱す要因として、グルテン、カゼインについて説明させて
頂きました。今回は腸内常在菌のイースト菌の一種、「カンジタ菌」についてお話しさせ
て頂きます。

イースト菌とは、カビやキノコと同じ真菌の仲間で「酵母」とも呼ばれます。発酵能力に
優れていますので、パンを膨らませたりお酒のアルコールを生成したり、また味噌や
しょうゆの香りや旨味をひきだしてくれるものとして、昔から人の暮らしの中で親し
まれてきました。

いーすと2

このイースト菌の一種にカンジダ菌というものがあります。正式には「カンジダ・
アルピカンス」という腸内常在菌で、分娩時や授乳時に赤ちゃんの体内に入り込み、その
後も常在菌として腸内に生き続けます。

通常、カンジダ菌は【酵母型】として体内に存在します。人の免疫細胞を刺激して細胞
性免疫を強める働きをしたり、善玉菌のビフィズス菌やアシドフィルス菌等の栄養源
にもなります。ところが、加齢や生活習慣などにより免疫が弱まると、カンジダ菌が
大量に繁殖し病原性を示す様になります。そうなると【菌糸型】に形態を変えて
異常繁殖を始め、粘膜の正常細胞を貫通し、糸状に延び組織の奥まで侵入します。
この侵入に私たちの身体が反応し、白血球を集めて何とか阻止しようと戦います。
この戦いが免疫反応を引き起こし、炎症を起こしたりアレルギーなどの不調を引き起
こしてしまうのです。

みどり 酵母

菌糸型となったカンジダ菌は、消化管全体に広がり、腸粘膜を貫き、腸に根をはって
しまいます。腸管粘膜が荒れてしまい、そこからアレルゲンとなる大きな分子のままの
たんぱく質が吸収されるため、食物アレルギーが起こりやすくなります。また、消化
関連の病状(リーキーガット症候群、過敏性腸症候群 便秘、下痢、腹部膨満、ガス等)
の原因にもなる事がわかっています。

不調な腸

イースト(カンジタ)菌が増殖する原因

① アルカリ性   腸内が弱酸性に保たれていると、カンジタ菌は酵母型と
して増殖しにくい状態で存在しますが、腸内がアルカリ性に傾いてしまうと
カンジタ菌は菌糸型に変性し、菌糸が
腸粘膜を貫いて炎症をもたらしてしまいます。

② ストレス   過剰なストレス下では、交感神経が緊張状態になります。
すると、副腎からコルチゾールというホルモンが分泌され、血糖値が上昇し、その結果、
カンジタ菌が増殖しやすい環境を作ってしまいます。

③ 自律神経   自律神経は腸と連動しているため、自律神経の過緊張が続く
と免疫力が低下し、カンジタ菌の増殖を促してしまい、さらに腸内環境の悪化を招いて
しまいます。

④ 薬剤の使用  抗生物質は様々な菌に対して効力を発揮するため、腸内の
善玉細菌にも作用してしまいます。そのため、カンジタ菌が短期間に一気に増殖し、腸管
組織を占領してしまいます。
また、ピルの中に含まれる女性ホルモンのエストロゲンは、膣内のグリコーゲン産生を
促し、カンジタ菌の餌となるグルコースへと変化してしまいます。

⑤ 砂糖  カンジタ菌の細胞活動には糖代謝が不可欠で、特に砂糖の様な単純糖質を
好んで増殖します。砂糖をあまりとらなくてもカンジタ症の症状がみられる人は、加工肉や
ファストフード、出来合いの総菜等の中の糖質の影響を受けていることも考えられます。

⑥ 食品   コーヒー等に含まれるカフェインは血糖値を上昇させ、小麦の蛋白の
グルテンや乳蛋白のカゼインは多量に摂取すると腸粘膜を荒らしてしまいます。
またアルコールの多量摂取も要注意です。

⑦ 歯科用金属   以前、歯科治療で詰め物としてよく使われていたアマル
ガムは、水銀を50%含んでおり、ちょっとした刺激で簡単に水銀が体内に入り込むといわ
れています。体内に無機水銀となって取り込まれ、腸内細菌によってメチル化され、有機
水銀となります。カンジタ菌は,この水銀のメチル基を使って増殖しながら無機水銀に
戻し、そのサイクルを繰り返してしまいます。また、銀やパラジウム等の金属アレルギー
は、イオンよりサイズの大きいナノ粒子が引き起こすという研究報告もあり、ナノ化する
際に口腔内の悪玉菌と結びつき、カンジタ菌の増殖を助長すると考えられています。
銀歯つめもの
カンジタ菌が増殖しない様にするためには、まずはパンなど、イースト菌が含まれる食品
を出来るだけ控えることが賢明です。また、イースト菌の栄養源となるイーストフードや
臭素酸カリウムなどの食品添加物にも注意が必要です。

ナチュラルクリニック代々木では、身体がイースト菌にどれ位影響を受けているかを毛髪

検査によって確認しています。腸内環境が乱れる要因は複合的に起こっていることがほと
んどですので、イースト菌のみでなく、それに関連した項目をチェックすることで、原因を
出来る限り明確にすることが根本的な改善への足がかりに繋がります。
本格的に腸活を目指す方は、ぜひ一度、毛髪検査をお受けいただくことをお勧めします。

  話し合い

 ★ナチュラルクリニック代々木★

 

 

 

 

2019.12.17更新

カルシウムや栄養補完の定番として日本の学校給食でも採用されている牛乳ですが、近年、牛乳に対する見識が変わりつつあります。
その大きな要因として、「乳糖不耐」「カゼイン不耐」「ミルクパラドックス」が挙げられます。

~乳糖不耐~
 牛乳や乳製品に含まれる糖は「乳糖(ラクトース)」と呼ばれ、小腸より産生される「ラクターゼ」という酵素により分解されます。このラクターゼという酵素が不足することを「乳糖不耐」といいますが、消化不良により下痢、腹痛、膨満感などの症状を招きます。牛乳を飲むと下痢をする人は、この乳糖不耐の症状が強く反応しているからです。

腹痛

 赤ちゃんの時は皆、ラクターゼを産生していますが、乳児期を過ぎるとラクターゼの産生は減少し、失われて行きます。特に、黒人・スパニッシュ系で70%、アジア人では85%以上とも言われています。私たち日本人は、乳児期を過ぎるとラクトースを消化出来ず、消化不良を起こし易いということになります。一方で約85%の白人は、一生ラクターゼを産生し消化することが出来るので、北西欧系で牛乳や牛乳を用いた食品が多いのはこれらが影響しているのかもしれませんね。

ラクターゼ

ヨーグルトなどの発酵食品は、乳糖の一部が分解されると共に、乳酸菌により乳糖の分解を助けることから、未発酵の乳製品よりも若干症状は抑えられます。

 

~カゼイン不耐~
 牛乳に含まれるタンパク質の約80%を占めるカゼインですが、その種類は大きく分けて3種類のタンパク質に分類されます。

・α-casein(アルファカゼイン‥αs1、αs2 )
牛乳カゼインの約55%を占めています。人乳とヤギ乳には殆ど含まれていません。

・β- casein(ベータカゼイン)
牛乳カゼインの約15%を占めており、人乳に多く含まれています。

・κ- casein(カッパ―カゼイン)
牛乳カゼインの約30%を占めており、水溶性が高く、安定剤などの加工として使用されます。
この3種類のカゼインの中で人が消化できるカゼインは、主にβ-カゼインです。α-カゼインを多く含む牛乳は、私たち人間には消化できません。

 また、カゼインを頻繁に摂取すると腸内に未消化物が多くなり、腸の炎症を招きます。すると、下痢、便秘などの腸の症状を起こします。小腸の粘膜細胞は、有機物や未消化の栄養素を取り込まないように密着していますが、カゼインにより損傷、または緩んでしまうと腸に穴が開き、本来体内に入るべきでない物質が血液中に入り込んでしまいます。これを「リーキーガット症候群」と呼びます。更にα-カゼインは消化できないために、アレルゲンとなり、遅延型アレルギーの原因にもなります。

リーキーガット

 

 また、消化できなかったカゼインは、消化器系の酵素によりペプチドに分解されますが、その過程で未消化のタンパク質、カゾモルフィンが生成されます。このカゾモルフィンは、腸の炎症により出来た細胞の隙間から血液に流出し、血液脳関門を通過します。その後、脳神経細胞(シナプス)にあるオピオイド受容体に結合し、モルヒネなどの麻薬物質と似た作用をもたらします。カゾモルフィンは、聴覚や言語を司る側頭葉のオピオイド受容体と結合することにより、精神症状や神経障害を誘発すると言われています。

カゾモルフィン

 

~ミルクパラドックス~
 カルシウムは、体内で吸収されるようになるために、胃でイオン化されたあと、腸で吸収され栄養素として使われます。しかし、牛乳中のカルシウムの多くがα-カゼインと結合しているためイオン化せず、吸収されません。また、加熱殺菌することによりカルシウムは、リン酸カルシウム塩という物質に変化してしまい、吸収できなくなります。消化されないカゼインにより腸の中にタンパク質の構成成分である窒素の残留物が増加します。この窒素残留物が血液を酸性に傾けるため、それをホメオスタシスの原理によりアルカリ性に戻そうと働きます。アルカリ性に戻すため、骨からカルシウムを溶かし出し、血液中のカルシウムを増やそうとします。結果、牛乳を摂ることで、骨がもろくなっていく現象が生まれます。この作用を「ミルクパラドックス」と呼びます。

 

ホメオスタシス

 

 

その他にも、牛乳の危険性は指摘されています。

● 残留農薬
乳牛のエサ、特に輸入飼料などに含まれる残留農薬が牛の身体に蓄積され、殺虫剤や消毒剤が牛乳に含まれている可能性があります。

● 成長促進剤
乳牛の成長を早めるために、ホルモン剤を使うことがあります。牛乳を摂ることでそのホルモン剤を体内に取り込むことになり、私たちの体へ影響します。

● 抗生物質
劣悪な環境下で飼育されている牛は病気が発生し易いため、病気の予防に抗生物質が多く使用されています。

● 発がん性物質
乳牛には女性ホルモン(エストロゲン)が多く含まれ、乳癌・前立腺がんとの因果関係も指摘されています。また、高温殺菌により発癌物質の過酸化水素が発生します。

● 鉄不足
α-カゼインは、胃液と反応して凝固し、粘着力の強いタンパク質(乳餠)になります。これにより栄養素、特に鉄の吸収が阻害され鉄欠乏性貧血の一因となります。

● 不完全栄養食品
加熱殺菌することにより、酵素や善玉菌は死滅し、タンパク質の変性、ビタミン・ミネラルも壊れてしまっています。

● ホモジナイズ
脂肪の分離をふせぐため、高速撹拌や脂肪球を細かく均質化しますが、酸化し易くなるほか、トランス脂肪酸を生成し、動脈硬化や腎障害など血管の障害リスクを高めます。


 近年、自閉症や統合失調症の治療において、カゼインの除去により症状の改善が多く報告されています。また、不定愁訴とされる頭痛、腹痛、子宮トラブル、生殖器疾患、リウマチ、アレルギー性鼻炎など、様々な症状にもカゼインが大きく関与しています。学校給食の定番となって私たち日本人にはとても馴染みの深い牛乳ですが、知らずに「牛乳は健康に良い」という誤った思い込みが浸透しています。それは、多くの学校給食で提供され、身体によい、栄養豊富な飲み物だと子供の頃から指導されるからです。
偏った情報や思い込みではなく、様々な情報や見識を取り入れ、自分にとって必要か否か見直してみましょう。

 

★ナチュラルクリニック代々木★

 

2019.11.19更新

当院は栄養療法を中心としたクリニックであるため、
食事やサプリメントの摂取方法などをアドバイスします。

その際に、治療の大きなポイントとなるのが「腸内環境」です。
近年では、腸内環境の大切さを耳にすることが増えたと思いますが、
たくさんの患者さんを診ていると、いかに健康に密接に関わっているのかを感じる日々です。


・広汎性発達障害
・統合失調症
・自律神経失調症
・アレルギー症状 

上記の症状は当院で多い患者さんです。便秘や下痢の症状を抱えている方も多く、仮に排便はスムーズである方でも、毛髪検査をすると腸内環境を改善する必要がある方も多いのです。


毛髪検査や血液検査の結果が出た上で、より細かな指導を行いますが、現在の病気を克服するために、一時的に小麦やライ麦などの食品を控えることをお勧めします。最近では耳にすることが多い「グルテン」を含む食品を控えるということです。

今日はそのグルテンについてお伝えします。
ぱん

グルテンとは?
グルテンとは、小麦やライ麦に多く含まれるタンパク質です。小麦に水分を加えると、グリアジン系とグリニジン系のタンパク質がグルテンになります。パンを例に挙げると、あのモチモチとして弾力感のある美味しい食感がグルテンです。薄力粉、中力粉、強力粉の中でもパン作りに一番使われる強力粉にグルテンが多く含まれます。

 

なぜグルテンが問題なのか?
上記でお伝えしたように、グルテンはあのモチモチッとした食感をつくるものです。
グルテンの構成成分を見てみると、粘り気が強く、網目状に絡んでいるのが特徴です。
そのため、消化しづらく、消化出来なかった未消化物が腸を傷つけていることが多いのです。

ちょう

 

腸を傷つけると何が問題になるのか?

私たちが食べた物は、主に小腸で吸収されます。
小腸の粘膜には絨毛があり、絨毛には無数の突起(腸管)があり、そこから栄養素を吸収します。
また、小腸では体内に入ってきた菌や有害物質をブロックする役割を担っています。
小腸には体内に存在している免疫細胞の約7割が存在するほか、腸の免疫細胞が全身の粘膜に存在する免疫細胞に情報を伝える司令塔のような器官です。そのため腸管が傷つき、ぼろぼろになってしまうと、
そこから異物が侵入します。(リーキガット症候群)
その際、身体に存在する免疫細胞が間違えて働き、本来は攻撃する必要のないものを攻撃してしまい、
アレルギー反応や自己免疫疾患など様々な症状を招きます。

また、グルテン以外にも腸管を傷つける原因があります

・食品添加物(加工食品)
・精製された砂糖
・薬
・水道水
・農薬
・カフェイン飲料
・腸内環境の悪化
・カゼイン    など

 

またグルテンが体内で分解された物質は、精神障害に大きく影響を与えるとされています。

今までパンやパスタを多く食べていた方は「グルテンフリー」食材を摂り入れる事もお勧めですが、これらは血糖値の変動を招く糖質が使われていることもあるので注意が必要です。

毛髪検査 ではグルテン不耐症や、栄養素の過不足を調べ、その結果に併せて食事指導やサプリメントの提案をしています。お気軽にお問い合せください。



★ナチュラルクリニック代々木★

 

 

 

 

2019.11.12更新

過敏性腸症候群(IBS)という病名を聞いたことはありますか?

近年では、耳にすることが多くなってきたこの病名について今回はお話します。

 

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群は腫瘍や炎症等の異常がないにも関わらず、腹痛・膨満感等の不快感・下痢・便秘・おなら等の症状が数カ月以上続く病気です。

この病気は20~40歳代に発症率が多く先進国に多い病気と言われ、日本でも10~15%程度の割合で確認され、下痢型・便秘型・交替型の3つのパターンに分類されています。

男性よりも女性患者が多く、男性は慢性的な下痢を繰り返す下痢型、女性は慢性的な便秘を起こす便秘型が多いとされています。

便秘型

過敏性腸症候群の詳しいメカニズムはまだ解明されていない点もありますが、不規則な生活習慣や、心配・不安・緊張・プレッシャーなどの精神的ストレスが自律神経のバランスを乱し、排便のリズムが崩れたり、腸の知覚過敏が指摘されています。

要因として不安や緊張等のストレスを感じると、脳から腸へ信号が送られ、腸でセロトニンの分泌が起こります。セロトニンの分泌が起こることで腸が活発に動き出し、下痢や腹痛を引き起こします。セロトニンは幸せホルモンと言われるように幸福感を高める働きがある神経伝達物質ですが、もともとは腸内で作られるホルモンであり、過敏性腸症候群の方はこのセロトニンの影響を受け易くなっています。

そして過敏性腸症候群の方は腸が知覚過敏の傾向にあるため、冷たい物や刺激物を摂取することで腸が過敏に反応し、脳へ異常を知らせ、知らせを受けた脳が腸に対して排便をする様に指令を出し、これにより腹痛や下痢症状が起こってしまうのです。

 

未だ解明されておらず、はっきりとされていない点が多い過敏性腸症候群ですが、症状を軽減する方法はいくつかあります。

 

①自分にあったストレス解消を!

人は生きている以上、「ストレスを受けない」で生活することは限りなく不可能に近いでしょう。しかし、ストレスを受けてしまっても「ストレスを溜めずに発散すること」は可能なのです!

・友人と遊んだり、会話を楽しんだりする

・映画鑑賞や音楽鑑賞など趣味の時間を設ける

・ランニングやスポーツ等で汗をかく

・1日の終わりをシャワーで済ますのでなく、ゆっく湯船に浸かる

自分に合った方法でストレス発散や息抜きをすることが大切です。

ストレス解消

 

②食生活を見直しましょう!

腸内バランスを整えるために、食生活を見直すことは過敏性腸症候群の改善にとても重要となります!

冷たい飲食・揚げ物や洋菓子などの脂質の多い食事・香辛料がきいた料理・コーヒーやアルコール、炭酸飲料などの胃腸に負担を掛ける食べ物は控えましょう。

食事では海藻類やこんにゃくなどの水溶性食物繊維やきのこ類や野菜などの不溶性食物繊維をバランスよく摂ることが理想です。しかし下痢型の過敏性腸症候群の方は、不溶性食物繊維を多く摂ると、腸が刺激され症状が悪化する可能性もあるので、水溶性食物繊維を意識的に摂取した方が良いでしょう。また当院では基本的に発芽玄米食をお勧めしていますが、過敏性腸症候群の方には消化に負担をかけてしまうので、おかゆにして柔らかくしたり、無理せず白米を摂ると良いでしょう。

 玄米白米

過敏性腸症候群の食事療法としてオーストラリアで発案された「FODMAP食」が近年では注目を浴びていますが、食事制限が非常に厳しく、継続することが難しい様です。食事療法は長期的な治療のため、患者さん自身が無理なく継続して行うことができる方法が良いでしょう。

 

 

③生活習慣を整える!

規則正しい生活を心掛け睡眠の質を高める習慣は、自律神経を整えることに繋がります。過敏性腸症候群は自律神経と密接な関りがあり、これらが乱れると症状へ影響を与えます。

・良質な睡眠を心掛けましょう。寝る直前までスマートフォンなどの携帯を操作していませんか?日が変わる前に就寝される事が理想ですが、せめて就寝ギリギリまでのスマートフォン操作は控えましょう。

・嗜む程度なら良いですが、過度な飲酒や喫煙は控えましょう。

・散歩やストレッチなどの適度な運動を行いましょう(難しい場合は普段から意識して階段を使う)

規則正しい

 

④ストレスに強い脳を作る

 「受けてしまったストレスを解消することが大切」と上記でもお伝えしましたが、身体や脳がストレスに強い耐性を作ることも重要です!

丈夫な神経細胞を作るレシチン(卵・大豆製品など)、アミノ酸(鶏肉・魚類・卵など)、ビタミンC(葉野菜・果物)、過敏な神経を和らげるGABA(発芽玄米)、DHA/EPA(青魚)、ビタミンB群(緑黄色野菜・魚介類)、ストレスなどで発生した活性酸素を除去するビタミンA・C・E(緑黄色野菜・ナッツ類)やフェルラ酸(発芽玄米)、近年注目されているイミダペプチド(鶏胸肉)をおすすめします!

 これらの栄養素を食事で補完しましょう!またストレスを受けることにより多くの栄養素が消耗・不足するため、食事と併せてサプリメントなどを活用し、効率よく栄養の補完を行いましょう。

元気

 ★ナチュラルクリニック代々木★

2019.10.30更新

今回は、自律神経の乱れが1つの要因とされているメニエール病について
取り上げてみたいと思います。

メニエール病とは・・・

メニエール病は、回転性のめまい発作や吐き気が突発的に起こる疾患で、
「 めまい・耳鳴り・難聴」が特徴的な症状として診られます。
また、耳がふさがったような耳閉感などを併発することもあります。
めまいの頻度は人により様々ですが、発作を繰り返す毎に徐々に聴力が下がって
いく場合があります。

 
◎ 回転性めまい
ぐるぐると回る様なめまいが突発的に起こり、数十分から数時間続きます。
 
◎ 耳鳴り
キーン/ブーン/ザザーッという様な耳鳴りが起こります。
 
◎ 難聴 
初期段階では低音の難聴が多く、すぐに改善することが多いようです。
発作を繰り返す場合は、高音も聞こえにくくなったり、徐々に難聴が
進行していきます。

 hinketsu3





メニエール病の原因は・・・

内耳にある蝸牛(かぎゅう)の中にリンパ液が過剰にたまる"内リンパ水腫“がメニエール
病の発作を引き起こすと考えられています。
なぜリンパ液がたまるのかは、はっきりと判っていませんが、過労やストレス、自律神経
の乱れ、寝不足などが誘因になるのでは、と言われています。

 内耳2


治療法は・・・


メニエール病と診断されると、一般的には薬物療法による対症療法が行われます。
症状の内容や程度に合わせて、むくみ改善/血流改善/精神安定/自律神経調節等の
対症治療として内服薬が処方されます。発作が重い場合は、注射・点滴治療や
内リンパ嚢手術や内耳加圧治療等も行われます。
リンパ液がなくなることで辛かった症状が改善されると心身のストレスも解消
されますが、あくまでもこれらの治療は対症療法に過ぎず、根本的な治療では
ありません。

メニエール病の発作は、心身に負荷がかかり、疲労やストレスがたまると起こり
やすくなると考えられています。十分な睡眠とバランスのとれた食事をとり、生活の
リズムを整え、自律神経が乱れない様に、日頃からご自身で心がけることが大切です。
また、日常生活の中でリラックス出来る環境づくりやストレスが出来るだけたまらない
対策を立てていくことも必要です。

ナチュラルクリニック代々木では、毛髪検査のデータに基づいて、栄養面から自律
神経を整えていきます。
めまい等の症状を引き起こす一因にミネラル不足が考えられますので、データ内で
過不足が診られる栄養素は、食事と併せてサプリメントで重点的に補完を行います。
また、腸内環境の問題が自律神経の乱れに繋がるケースも多く、消化力やストレス、
便通や腸内細菌叢の状態などを確認しながら治療を進めていきます。

kuma

★ナチュラルクリニック代々木★

前へ 前へ

ARTICLE


SEARCH



ご相談はお気軽に

完全予約制ですので、来院ご希望の方は、お電話ください。
空いている日にちと時間をご案内いたします。
幅広くご相談に応じておりますので、ぜひお問い合わせください。

  • HPを見たとお伝えいただければスムーズです 03-56363-1481
  • 24時間受け付けております お問い合わせはこちら
03-5363-1481